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1.初任運転者に対する特別な指導及び監督の実施状況
◎実施時期
入社後、運転士として選任される前までに、座学教育10時間以上、実技指導20時間以上の合計30時間以上の指導を実施します。
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◎使用車種
小型バス(車両の長さ7m以下、旅客座席数29人以下)を使用します。
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◎座学教育の内容(10時間以上)
- ・事業用自動車の安全な運転に関する基本的事項
- ・事業用自動車の構造上の特性と日常点検の方法
- ・運行の安全及び旅客の安全を確保するために留意すべき事項
- ・危険の予測及び回避
- ・安全性の向上を図るための装置を備える事業用自動車の適切な運転方法
- ・ドライブレコーダーの記録を利用した運転特性の把握と是正
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◎実技指導の内容(20時間以上)
- ・車両の構造や特性に合わせた運転操作
- ・安全な右左折方法(内輪差・オーバーハングヘの注意を含む)
- ・交通状況に合わせた運転方法(特に旅客の安全確保に留意)
- ・旅客の乗降時の安全確保と適切な対応
- ・危険予測及び回避方法(制動操作、車間距離の確保など)
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◎指導ルート
車庫内での実施、および北勢エリアでの走行を原則とし、実際の運行で頻繁に使用される経路を選定します。幅員・高さ制限・狭陰区間・山間部・長い下り坂などの危険箇所を含むルートで教習を行います。
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◎添乗者(指導員)
- ・座学教育は運行管理者資格を有した職員が担当します。
- ・実技指導は乗務経験の豊富な職員が担当します。
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2.その他の安全のための教育及び研修の実施状況
- ・すべての貸切乗務員を対象に、年1回の座学研修を実施します。